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島根県宍道湖 ヨシ植栽
施工のPOINT
施工前に、地域の住民の方たちとともに水質や生き物の調査を行ったことにより、地元の意識が高くなりました。子供たちも積極的に調査や植栽に参加し、環境教育にもなりました。ホタルを呼び戻すため、ホタルの産卵場所や餌となるカワニナの生息場所を確保するように工夫しました。植栽には、ベストマンロールBR203Pにアゼスゲ、セキショウ、カキツバタ、セリなどの植物を用いました。
施工前
Before
施工後
After
ヨシのパレット(ベストマンパレット)を設置し、波や水底の砂の動きを確認した上で、翌年以降はヨシが定着しやすい場所(波の影響が少なく、砂も流出しにくい場所)への設置を行っています。 砂が溜まった場所にヨシが自然に定着しており、その場所に新たに砂を足してヨシのルートボール(ヤシ繊維基盤のポット苗)を植栽しました。
施工
5ヶ月後
5ヶ月後
施工
5ヶ月後
5ヶ月後
施工
5ヶ月後
植栽による他生物の生息場所の誕生
地域の遺伝子に配慮し、宍道湖植栽予定地付近に仮設圃場を作成し、宍道湖産のヨシ株より製品を育苗し、植栽を行いました。ヨシ帯に生息する生物を確認するために仕掛けた網には、テナガエビやドンコなどがかかっており、他の生物の生息場所となっていることがわかります。