植生景観史入門

原田 洋 (著), 井上 智 (著)
百五十年前の鎌倉・横浜の植生景観を探る。古地図、古写真、古文書などから明治期における植生景観を再現し、日までどのように変遷してきたかを、植生図によって探る。

小さな自然と大きな自然

原田 洋 (著)
著者がこれまでに訪れた国、地域をとりあげ、その知られざる生態系を、自身の体験談を織りまぜながら楽しく紹介していくエッセイ集。専門の学生はもちろんのこと、一般の読者にも手軽に読んでいただける内容となっている。

環境保全林: 都市に造成された樹林のつくりとはたらき

原田 洋 (著), 石川 孝之 (著)
以前は保全林というと工業地域の防音林、防煙林などの大気汚染や人的な公害防止の緑地帯という位置付けが強かった。最近では自然に生育する樹林が持つ意義や機能を見直し、積極的に緑環境を回復し、生活にうるおいや安らぎを与えてくれる森作り・森の再生運動が全国各地で進められ、盛んになってきている。本書では森林植生学、森林生態学が専門である著者が、現在の環境保全林のあり方、構造や機能、問題を「ふるさとの木によるふるさとの森」づくりの視点からまとめる。

環境を守る森をしらべる

原田 洋 (著), 鈴木 伸一 (著), 林 寿則 (著), 目黒 伸一 (著), 吉野 知明 (著)
都市部や工場などに人工的に植栽された環境保全林が、地域本来の植生状態にどれくらい近づいたかを調べて評価する方法を紹介。環境保全林の作り方を述べた「環境を守る森をつくる」の続刊。

土の中の生きものからみた横浜の自然: ダンゴムシ・大型土壌動物・ササラダニ

原田 洋 (著), 栗城 源一 (著), 大久保 慎二 (著)
ダンゴムシやササラダニをはじめとする土壌動物の生態と、横浜を事例にその生態から地域の自然環境を評価する手法を紹介する。

環境を守る森をつくる

原田 洋 (著), 矢ヶ崎 朋樹 (著)
「ふるさとの森」や「いのちの森」とも呼ばれる環境保全林のつくり方から働きまでを、著者の研究・活動の経験をもとに解説。

土壌動物: その生態分布と多様性

原田 洋 (著), 芳村 工 (著)
本書はササラダニやダンゴムシ等の土壌動物を通して、生物が都市化等の環境変化にどのように適応していくかを解説する。巻頭に土壌動物に関するQ&Aを配し、土壌動物研究を始める人にも判りやすい内容になっている。

マネジメントの生態学 生態文化・環境回復・環境経営・資源循環

鈴木邦雄(著)
自然科学の読者には社会科学の視点から、また社会科学の読者には自然科学の視点からの環境、特に「エコ」について具体的に解説した。環境に関わっている人々が、基本的に理解をしておくべき内容を1冊にまとめる。

マネジメント入門 ―技術者・研究者もよく分かる

周佐 喜和 (著), 鈴木 邦雄 (著)
技術者・研究者と言われる方々でも、企業など組織の中で働いておられる以上は、自分の仕事と組織の目標達成との間を考えていただきたい、というのが基本的な問題意識です。 ——–ですから、技術者や研究者と言われる方々にも経営ですとか、マネジメントという問題を自分の問題として考えていただきたいのです。(まえがきより一部抜粋)

ハマの大学!学長のおさらい

鈴木 邦雄(著)
ハマの国立大学で、学長を6年間務めた著者。お世話になったすべての方へのお礼の意味も込めて、「おさらい」をしてみた。その「おさらい」をまとめたのが、本書である。「学長という肩書について」「大学経営について」「グローバル化」「調査・研究について」「震災時の大学の対応」、そして「自分自身のこと」。大学の学長だったからこそ語れるエピソードが、満載の一冊。